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REITの登場

2011.10.28

解禁され俄然注目されたのがREITだった。出口の見えない資産デフレに直面した不動産関係者には、1990年代牛ばから米国で急拡大したREITが危機脱却の切り札に見えたのだった。米国にREITが誕生したのは61年。もともとは内国巌入法に基づいて組成される会社や信託で、75%以上の資産を不動産、現金などで運用するといった条件を満たしたものとされ、キャピタルゲインを除く課悦所得の90%以上を配当すれば、配当利益の法人税免除など税制上の恩典が認められた、市場設立俊、およそ30年は市場は徐々にしか成長しなかった。

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ところが90年代になってREITが証券法の適用を受け、透明化が進んだ。現物不動産の出資によってREITを組成しても、譲渡益課税を繰り延べることができるアンブレラ・パートナーシップの仕組みが編み出された。さらに年金基金のREITへの投資要件が緩和された、これによってREITの時価総額は、90年の85位ドルから95年には560億ドルに拡大。投資対象もオフィス、ショッピングセンター、住宅にとどまらず、ホテルや介護、ヘルスケアなどに広がっていった。米国を震撼させた金融機関(S&L)危機は整理信託公社(RTC)による不良債権買い取りなどで解決に向かうが、不動産市場の低迷からの脱却には不動産の受け皿になるREITの活性化が大きな役割を果たした。S&L危機になぞらえる不良債権問題に伴う地価下落に苦しんでいた日本にとっては、REITが救世主に見えたのだった。





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