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奈良〜桃山時代にかけた建築活動には建設業としての形態はない

2011.11.19

奈良や平安の時代には、建築や土木技術が中国をはじめとする外国から入った。また、日本独自の技術の向上もあり、寺社・仏閣など数多くの建築物が建てられた。京都、奈良、鎌倉、日光などには数々の有名建築が残っている。日本最古の建築物といわれる法隆寺が建立されたのは、今から一、〇〇〇年以上前の西暦六〇七年であった。このほかにも、東大寺、平安神宮、東照宮など世界に誇れる有名建築がある。土木工事でも各地に濯漑用の掘割、洪水を防ぐための堤防などが残っている。

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このような建築や土木工事は、天皇、幕府、大名、寺社などが、直接その工事の指揮をし、完成させたものが大部分である。宮大工をはじめとする各職人は、雇人として仕事をしたにすぎない。そこには請負い、完成させる建設業としての形は存在していなかった。とくに、土木工事では、大名や領主が農民など単純な労働力を集め、人力だけで工事をしたこともあり、建設業としての兆しは全くなかった。





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