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明るい楽屋裏としての台所

2011.12.03

自分で料理をしない場合でも、台所という場所の雰囲気が好きだからだ。居間や食堂と切り離された台所は、いわば暮らしの楽屋裏で、多少汚してもお行儀悪くしても許されるような気楽な雰囲気がある。わが家で多人数の客を招いてパーティをして深夜に至ると、客はおのずからいくつかのグループに分かれるが、そのうちの1グループはしばしば台所に集まる。これは夫人連中の場合が多いものの、男が混じることも珍しくはなく、要は台所という場所の楽屋裏性、インフォーマル性が居間や食堂と違う雰囲気を持つからだろう。

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もっとも台所が楽屋裏でも居心地のいい場所になるためには、ある程度広く、明るい台所でなくてはならない。わが家の台所は八畳強の広さで、中央に配膳台を兼ねた小さなテーブルがあり、庭に向かって大きな窓がある。この窓はほかの部屋と同じように天井まで達しているから、昼間の台所は居間・食堂と同じように明るいし、夜になっても庭に開かれた開放感を保つ。





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